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カテゴリ:レストラン(京都)( 3 )

京都でウオバカ 四条【さしみの魚紳】

1号です。

やっとこ梅雨が明けました。
とたんに連日の猛暑・・・
いやはや、季節はいつも正直で潔い。

梅雨の冷気で元気を失っていたベランダの1号トマトも、
夏の太陽の光を浴びて、芸術は爆発だ状態に復活しています。

連休の初日、べジバカ師匠であるハコバカの企画展へ行ってきました。
言わずと知れた?、スーパー箱バカ集団です(笑)。
http://www.hakobaka.org/
(ハコバカについて詳しくは、ベジブロ2010/3/25の書き込み参照)

『ハコガカpresents spotlight3 “eat and drink”』
(※イベントは既に終了しています)
今回は、主にイラストレータ-のための企画展。
3回目となる今回は「食べることと飲むこと」をテーマとして、
様々なイラストレーターさんの作品や、京都のキンシ酒造さんとコラボしたラベルの展示などもありました。
もちろん、箱の展示もモリモリです。
テーマに沿って、今回は食べ物の箱ばかりを大集結。

一緒に行った心理士友達が、ハコバカ代表と、
心理学的見地からハコについて真剣に語らう様子が面白かったです。
マニアックな構図やな・・・。
どんな分野でも必ず交わる領域を持つから、アートってやっぱりおもしろい。

その後、自殺行為を覚悟で祇園祭「山鉾巡業」へ。
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言うまでもなく、京都特有のうだるような暑さと人混みとの厳しい戦いでした~。
それでも、人混みの隙間からかろうじて垣間見られる祭の断片は風情があり、
夏本番の到来を実感しました。

脱水症状寸前でたどり着いた今宵のゴハン処は、
魚が最高においしいと評判の『さしみの魚紳』
野菜と同じく魚も大好物の1号が、かねてから行きたかったお店です。

魚好きの店主が毎朝市場で仕入れる、天然物の新鮮魚貝がお目当て。
お店HPにある、『魚好きの満足を約束します』という言葉に店主の自信を感じます。

とりあえず。まずは何よりビール!
祇園祭の熱気を帯びた身体に投入するビールは、最強にうまかった!
五臓六腑に染み渡る美味さとはまさにこれやのう~。
・・・と、しばし感嘆するおっさんくさい女ふたり。

早速お目当ての魚料理へ。
まずはお店の看板メニュー「天然刺身盛(2人前)」から。
その日仕入れた新鮮な魚を10種類ほど盛り合わせてくれます。
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なんて美しい魚たち!
この日のラインナップは、
鯛、しめさば、サワラ、いわし、ツバス、カツオ、甘エビ、サザエ、剣先イカ、はも。
どれも言うまでもなく、新鮮でぷりっぷり!
豊潤な旬の味がたまらない。
こんなに美味しいお魚を京都で頂けるなんて、なんて幸せ。

お刺身以外のお料理も、どれもこれも素材の美味しさを全面にいかした
シンプルながらもしみじみ美味しいものばかり。
そしてどれもこれも、日本酒が抜群にあう。

ねぎぬた。
鯛皮かな?白身魚が入ってる。
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ゲソの塩焼き。
ふっくらやわらか!シンプルイズベストな絶品。
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そのほかにも、湯葉とキノコの小鍋や、焼き茄子、白身魚と梅肉の手巻きなどなど、
どれも最高に美味しかった!
日本酒に呑まれ、途中から写真はすっかり忘却しましたが。


祇園祭に、冷えたビールと夏の魚。
夏のはじまりのニオイと味に包まれた1日でした。

あ、また野菜から脱線しちゃった。
こんな日もあるってことで・・・。


<さしみの魚紳>
〒604-8032 京都市中京区河原町三条下ル
4筋目BALビル東入ル クラリオンビル1F
TEL:075-212-8661

by vegebaka | 2010-07-21 23:13 | レストラン(京都)

母の日の京都ランチ 烏丸【TRATTORIA SALTINBANCO】

今日は大切な母の日。

ということで、1号は1号ママご希望の京都へ行ってきました。

まずはランチ。
1号ママがお友達に紹介されて行きたいと言っていた
イタリア料理『TRATTORIA SALTINBANCOへ。
京都の地野菜を中心に使った“素材が喜ぶ料理”が楽しめるお店。

町屋が並ぶ京風情にしっくりくるモダンなたたずまい。
店内も、シックで心地良い空間です。

ランチは1000円から。
今日は母の日ランチということで「シェフのおまかせランチ(3,000円)」に。

★まずは前菜「9種類の野菜を使った前菜の盛り合わせ」
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わ~!野菜がいっぱい!
一つ一つ丁寧な調理の施された、彩り鮮やかなたくさんの野菜たちが並びます。

手前から・・・
*うすいえんどうのムース。
 えんどう豆の甘みがとても濃厚。アクセントにレモンがかかっています。
*赤カブのフランボワーズビネガーソース。
 フランボワーズの果実味とみずみずしい赤カブがとてもあう!
*オクラのフリット。
 サクサク衣にはボッタルガの粒がアクセントに。
*青トマトの生ハムサンド。
 青トマト特有の若い酸味と生ハムの塩気がとてもマッチ。
*ズッキーニのパプリカソース。
 ソテーしたズッキーニの甘味にソースの酸味が絶妙なスパイスに。
*レンコンのマヨネーズソース。
 レンコンはスライスでもシャッキシャキの歯ごたえ!
*プチトマトのバニラオイルかけ。
 「優糖星」という和歌山のトマトで、強い甘みが特徴。バニラビーンズの入ったオイルとあわせて。
*ゴボウのバルサミコソース。
 この組み合わせは王道。ごぼうの味わいをバルサミコが引き立てています。
*スナップえんどうのドライトマトソース。
 ぷっちぷちで、はち切れんばかりの新鮮豆が最高においしい。

★本日のパスタ「ホワイトアスパラのカルボナーラ」
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このパスタ、めちゃくちゃ美味しかった!!
品の良い濃厚ソースが、ホワイトアスパラガスと麺に絡んで絶妙なバランス。
手打ち麺のリングイネもモチモチ歯ごたえがあって美味しい!

★メイン料理(お魚またはお肉)
1号はお魚をチョイス「真鯛のバポーレ 春野菜のスープ仕立て」
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たくさんの春野菜とともにアオサが入っていて、磯の香りがふわっと漂います。
お野菜の甘みと磯の風味が優しく合わさったスープ。
真鯛はふっくら柔らかに蒸しあげられ、野菜スープと一緒に食すと三位一体の美味しさ。
スープも全部飲み干せるほど、優しい味です。

1号ママはお肉をチョイス「宮崎産観音池ポークのソテー」
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もちろん1号もお裾分けしてもらい、ひとくち。
おお、なんて旨みと甘みのバランスがすばらしい豚!
初めて食べた銘柄豚ですが、個人的にはとても好きな品種かも・・・。
噛むほどに旨みがじゅわ~っと口に広がる美味しさです。
爽やかなイタリアンパセリのソースがとても合う。

★スイーツ盛り合わせ
ヘーゼルナッツのティラミス
バナナとキャラメルのジェラート
パンナコッタ(パイナップルソース)

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スイーツまで抜かりのない完璧な美味しさ!
特にジェラートが思いきり「バナナっ」!素材が生きた味で絶品でした。
食後のコーヒーまでとても美味しく、満足のコース。

1号ママも喜んでくれて、それが何よりです。

ランチ後は、建仁寺両足院でやっている寅市に行ってみよう!ということに。
京都の手作り市や骨董市が1号もママも大好きで、期待して行ったのですが・・・
もう終了時間間近のせい?か、出展者はごくわずか。
知恩院や上賀茂とは、若干規模が違ったようで・・・。

まあいいよねと、建仁寺をのんびり散策。
青々とした木々の優しい気を全身で浴びながら、気持のよいひととき。
寺社仏閣ならではの清廉とした空気は、いつも心が浄化されるような気がします。

気持ちいいいねえ。
やっぱりこういう時間が何より幸せだねえ。
そんな会話をしながら、のんびり歩くちっちゃな母と娘。

自然の美しさや偉大さ、それらに感謝する心。
四季折々の息づかいや移ろいを、常に五感で感じること。
そんな当たり前の感性は、全て知らぬ間にママから学んだこと。
日本の伝統美や歴史的芸術への興味関心の深さや、
それらへの感性を大切にする心も、
ぜーんぶこのママゆずりだなあとしみじみ実感。

とてもゆったりとした時間を過ごせた母の日でした。


いくつになっても、母の偉大さは永遠に変わらない。
それどころか、年々大きなものとなっていきます。
それはきっと、自分自身が少しずつ成長しているからなんだろう。
単なる母親ではなく、一人の人間としての母を見るようになった時に、
やっぱり追い越せない。やっぱりすごすぎる。・・・
そう思うことがありすぎるから。だと思います。

でもたまに、ママが急に愛おしく思えたりもする。
それも自分が大人になっている証拠なんだろうなと、少し切なくなったりもする複雑な娘心です。

そういえば、暮らしの手帖の編集長・松浦弥太郎さんが『僕の夢は親孝行することです』。
そう言っていたな。
それは1号も同じ。間違いなく、2号もそうでしょう。

ママがいつも元気で笑っていてくれる。
それが家族みんなの幸せです。
いつもありがとう。
まだまだ親孝行の「お」の字もしてないから、どうか長生きしてね。


<TRATTORIA SALTINBANCO>
住所: 京都市中京区押小路通両替町西入ル金吹町460 ベルメゾン1F
お問い合わせ: TEL. 075-213-5046 FAX. 075-213-5046

by vegebaka | 2010-05-10 00:06 | レストラン(京都)

町屋ベジフレンチ 出町柳【フレンチレストラン epice】

京都といえば、京野菜をはじめとする質の高い食材の宝庫。
フレンチも実は名店が多いのです。

少し前になりますが、2号推薦で伺った京都の町屋フレンチを紹介します。

古い町屋をうまくリノベーションした「フレンチレストラン エピス」。
新旧それぞれの魅力を存分に生かした、絶妙なバランスの店構え。
ロゴのえべっさんと、真っ赤なカラーの組み合わせも、違和感なく程良いインパクトとなっています。

店に入ると、古き良き味わい薫る居心地の良い空間が。
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まず目に入るのが、カウンター上にあしらわれた立派な欄間。
職人である井尻シェフのお父さまの作品だそう。
お店の雰囲気に実にあっていて、まるでずっとそこに在ったようなしっくり感。

「エピス」はフランス語でスパイスと言う意味があるそうです。
スパイスのように、他店とはピリッと一味違ったフレンチを提案したいという思いから。
生きた野菜を使い、野菜が主役になる優しいフランス料理を提供してくれます。

お店ロゴのイメージからか「エビス」と間違えて親しみをもってくださる年配の方もいて、
それはそれで嬉しいとのこと。
ベジバカもお話を聞くまで、てっきりえべっさんからきているものと。。。

奥には、さあさあほっこりしてって~と言わんばかりの離れの小部屋も。
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こちらは貸し切りも可能。パーティーなんかしたら楽しそう!

▼この日は、ランチのコース。
事前にお話を聞きたい主旨も説明し、ラッシュを外して来店したため、シェフ貸切です。

もちろん、シェフとの会話と秘儀が楽しめるカウンターを陣取るベジバカ。
シェフを独り占めなんて贅沢やわあ。

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カウンター席はカトラリーがすべてテーブル下の引き出しに入ってるという楽しい仕掛け!
料理へのワクワク感も高まります。

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●いろどり豊かなお野菜が主役の前菜。
ズッキーニソテーにツナの和えものをのせたもの。
小なすのマリネ、万願寺とうがらしのソテー。
ウサギとおくら、にんじん、葉野菜などのいろいろ野菜のサラダ。
どれも素材を最大限にいかしたシンプルなお味。野菜がどれもおいしい。

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●そしてスープは、なんと桃のスープ!
スープというより、デザートのような、桃の甘さと風味をまるごと閉じ込めたような「もも」感。
ほんのり酸味はヨーグルト、そして少量のクリーム。
爽やかな甘みの心地よい、ひんやりと体に沁み渡るスープです。

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●メインのお魚。本日は小鯛のソテーといろいろ野菜。
添えられた野菜も主役級にいきいきしてる。
くり抜いたプチトマトの中には朽木村の原木しいたけソテー、えんどうまめ。
そして、、、お魚の下にどーんと寝そべるのは・・・
この日のとっておき野菜「黒わしなす」。
横切りすると、立派な大きさであることがわかる。ばっちり鯛の敷布団になってる!

「黒わしなす」っていうんです・・・。
そう言って黒光りするデカ物体をベジバカに見せた時の、シェフのにんまり顔に
思わず「それ食べたい・・・」とせがんでしまったベジバカ。
通常はメニューに使われてないのですが、特別に鯛の敷布団として登場させて下さいました。

ソテーしただけなのに、とろっとした果肉としっかりしたナスの味。
これはおいしい!
お魚も白身はふっくら、皮目はパリッと、とっても優等生のソテー。
クリームベースのソースも決して重くない、さわやかなまろやか感。

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●デザートはブルーベリーのケーキと、珍しい「シソ」のアイス。
シソ?
一口食べると、、、これが抜群にあう!
「ハーブの一つと思えば、絶対にあうんです。」
そうか、なるほど~

余談ですが、アイスは他にもいろんな野菜で作ったことがあるそうで、
ネギ&豆乳アイスは賛否両論だったそうで・・・

井尻シェフのこだわりは、地元である滋賀の近江野菜。
野菜だけでなく、お米など、滋賀にも良い食材がたくさんあるそうです。
滋賀ラブのシェフならではの持ち味をどんどん活かしていってほしい。

こだわりと探究心のスゴイ井尻シェフ、ワインにも相当のこだわりが。
ここにこんなものが~!的な希少なものがずらり。
ワインリストだけで、どれだけ分厚いねんっ・・・!と突っ込みがいのある品揃えです。
かなりのマニアなことがうかがえます・・・

若い井尻シェフ、これからもその探究心を忘れずに、進化していってください。
次回はディナーに行ってみたい!!


<フレンチレストラン epice>
京都市上京区寺町通り今出川下る真如堂前町105
Tel/Fax. 075-222-2220
ランチ11:30~14:30…オーダーストップ
ディナー17:30~21:00…オーダーストップ(閉店22:00)

by vegebaka | 2010-03-21 02:41 | レストラン(京都)