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母の日の京都ランチ 烏丸【TRATTORIA SALTINBANCO】

今日は大切な母の日。

ということで、1号は1号ママご希望の京都へ行ってきました。

まずはランチ。
1号ママがお友達に紹介されて行きたいと言っていた
イタリア料理『TRATTORIA SALTINBANCOへ。
京都の地野菜を中心に使った“素材が喜ぶ料理”が楽しめるお店。

町屋が並ぶ京風情にしっくりくるモダンなたたずまい。
店内も、シックで心地良い空間です。

ランチは1000円から。
今日は母の日ランチということで「シェフのおまかせランチ(3,000円)」に。

★まずは前菜「9種類の野菜を使った前菜の盛り合わせ」
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わ~!野菜がいっぱい!
一つ一つ丁寧な調理の施された、彩り鮮やかなたくさんの野菜たちが並びます。

手前から・・・
*うすいえんどうのムース。
 えんどう豆の甘みがとても濃厚。アクセントにレモンがかかっています。
*赤カブのフランボワーズビネガーソース。
 フランボワーズの果実味とみずみずしい赤カブがとてもあう!
*オクラのフリット。
 サクサク衣にはボッタルガの粒がアクセントに。
*青トマトの生ハムサンド。
 青トマト特有の若い酸味と生ハムの塩気がとてもマッチ。
*ズッキーニのパプリカソース。
 ソテーしたズッキーニの甘味にソースの酸味が絶妙なスパイスに。
*レンコンのマヨネーズソース。
 レンコンはスライスでもシャッキシャキの歯ごたえ!
*プチトマトのバニラオイルかけ。
 「優糖星」という和歌山のトマトで、強い甘みが特徴。バニラビーンズの入ったオイルとあわせて。
*ゴボウのバルサミコソース。
 この組み合わせは王道。ごぼうの味わいをバルサミコが引き立てています。
*スナップえんどうのドライトマトソース。
 ぷっちぷちで、はち切れんばかりの新鮮豆が最高においしい。

★本日のパスタ「ホワイトアスパラのカルボナーラ」
母の日の京都ランチ 烏丸【TRATTORIA SALTINBANCO】_f0219331_23494653.jpg

このパスタ、めちゃくちゃ美味しかった!!
品の良い濃厚ソースが、ホワイトアスパラガスと麺に絡んで絶妙なバランス。
手打ち麺のリングイネもモチモチ歯ごたえがあって美味しい!

★メイン料理(お魚またはお肉)
1号はお魚をチョイス「真鯛のバポーレ 春野菜のスープ仕立て」
母の日の京都ランチ 烏丸【TRATTORIA SALTINBANCO】_f0219331_23505657.jpg

たくさんの春野菜とともにアオサが入っていて、磯の香りがふわっと漂います。
お野菜の甘みと磯の風味が優しく合わさったスープ。
真鯛はふっくら柔らかに蒸しあげられ、野菜スープと一緒に食すと三位一体の美味しさ。
スープも全部飲み干せるほど、優しい味です。

1号ママはお肉をチョイス「宮崎産観音池ポークのソテー」
母の日の京都ランチ 烏丸【TRATTORIA SALTINBANCO】_f0219331_23514935.jpg

もちろん1号もお裾分けしてもらい、ひとくち。
おお、なんて旨みと甘みのバランスがすばらしい豚!
初めて食べた銘柄豚ですが、個人的にはとても好きな品種かも・・・。
噛むほどに旨みがじゅわ~っと口に広がる美味しさです。
爽やかなイタリアンパセリのソースがとても合う。

★スイーツ盛り合わせ
ヘーゼルナッツのティラミス
バナナとキャラメルのジェラート
パンナコッタ(パイナップルソース)

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スイーツまで抜かりのない完璧な美味しさ!
特にジェラートが思いきり「バナナっ」!素材が生きた味で絶品でした。
食後のコーヒーまでとても美味しく、満足のコース。

1号ママも喜んでくれて、それが何よりです。

ランチ後は、建仁寺両足院でやっている寅市に行ってみよう!ということに。
京都の手作り市や骨董市が1号もママも大好きで、期待して行ったのですが・・・
もう終了時間間近のせい?か、出展者はごくわずか。
知恩院や上賀茂とは、若干規模が違ったようで・・・。

まあいいよねと、建仁寺をのんびり散策。
青々とした木々の優しい気を全身で浴びながら、気持のよいひととき。
寺社仏閣ならではの清廉とした空気は、いつも心が浄化されるような気がします。

気持ちいいいねえ。
やっぱりこういう時間が何より幸せだねえ。
そんな会話をしながら、のんびり歩くちっちゃな母と娘。

自然の美しさや偉大さ、それらに感謝する心。
四季折々の息づかいや移ろいを、常に五感で感じること。
そんな当たり前の感性は、全て知らぬ間にママから学んだこと。
日本の伝統美や歴史的芸術への興味関心の深さや、
それらへの感性を大切にする心も、
ぜーんぶこのママゆずりだなあとしみじみ実感。

とてもゆったりとした時間を過ごせた母の日でした。


いくつになっても、母の偉大さは永遠に変わらない。
それどころか、年々大きなものとなっていきます。
それはきっと、自分自身が少しずつ成長しているからなんだろう。
単なる母親ではなく、一人の人間としての母を見るようになった時に、
やっぱり追い越せない。やっぱりすごすぎる。・・・
そう思うことがありすぎるから。だと思います。

でもたまに、ママが急に愛おしく思えたりもする。
それも自分が大人になっている証拠なんだろうなと、少し切なくなったりもする複雑な娘心です。

そういえば、暮らしの手帖の編集長・松浦弥太郎さんが『僕の夢は親孝行することです』。
そう言っていたな。
それは1号も同じ。間違いなく、2号もそうでしょう。

ママがいつも元気で笑っていてくれる。
それが家族みんなの幸せです。
いつもありがとう。
まだまだ親孝行の「お」の字もしてないから、どうか長生きしてね。


<TRATTORIA SALTINBANCO>
住所: 京都市中京区押小路通両替町西入ル金吹町460 ベルメゾン1F
お問い合わせ: TEL. 075-213-5046 FAX. 075-213-5046

by vegebaka | 2010-05-10 00:06 | レストラン(京都)
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